目次
はじめに
直近で狩猟免許3種を制覇しましたが、所属する猟友会・狩猟グループの通信手段としてアマチュア無線を用いることになったため、急ぎ第四級アマチュア無線免許を取得してみました。
この記事では、第四級アマチュア無線の従事者免許(従免)とアマチュア無線局免許(局免)の試験や申請に関する手続きを紹介します。
投稿時点(2025年10月~11月)の最新情報をこの記事に綴ります。
この記事のターゲット
今回の記事は、以下の方をターゲットにこの記事を書いています。
- 最短最速最小経費でアマチュア無線の免許(従免と局免)を取得したい人
今回の対応方針
電子申請でアマチュア無線局の免許を取ります。今回は同時申請しません。(アマ1級がとれたら、固定器の開局申請を同時申請するかも…。)
なお、制度改定等で各種手数料は変更されることがあるので要注意です。総務省のホームページ等をよく確認しましょう。
⓪電波利用電子申請アカウント作成申請
電波利用電子申請をするにはまずアカウントを作成する必要があります。
アカウント作成には無線従事者免許証に記載の「免許証の番号」が必要です。
なお、「免許証の番号」はアマチュア無線試験の受験番号でも代替できます。(これを使えば初めてアマチュア無線試験に合格した人はスムーズに同時申請できるのだと思われます。)
https://www.denpa.soumu.go.jp/signup
また、電波利用電子申請にログインする際は、「本人確認情報」というものが必要になります。とりあえずは「マイナンバーカード」を使えばよいでしょう。
この際、ご自身のスマホにマイナンバーカードを入れておくと(いわゆる”マイナンバーカード機能のスマホ搭載”)、電波利用電子申請へのログインが非常に簡単になりますのでお勧めしておきます。
以下に申請のダイジェスト画像を掲載します。

↑マイナンバーカードを用いたログインだと安心かつ便利です。

↑ここで無線従事者免許の番号を入れます。(同時申請の場合は、合格した試験の受験番号を入れます。)

↑申請が終わると「お問い合わせ番号」と「アカウントID」が表示されます。「アカウントID」を控えておきましょう。
1日たてばアカウント発行完了のお知らせがメールで届くので、後続の手続きで「アカウントID」を入力します。

↑ここまで進むとアカウント作成完了です。
①アマチュア無線局開局申請
あらかじめアマチュア無線機の技適番号を控えておきます。

↑YAESU VX-6では赤枠に記載の番号が技適番号になります。
なお、他の機種で「どれが技適番号かわからない…」ということがあっても大丈夫です。申請の途中で自分が見ている番号が技適番号かどうかをリアルタイムで照会することができます。
なお、途中で省略していますが、「電波利用料の前納」というチェックボックスがあるので、忘れずにチェックボックスを入れておきましょう。(後に出てくる電波利用料の納付で5年分=1,500円を一括で納付できます。)
以下、申請のダイジェストです。

↑このように申請画面に移っていきます。

↑必要事項を入力していきます。改めて無線従事者免許の番号(同時申請の場合は、合格した試験の受験番号)を入れることになります。

↑移動機なので「移動する」を選択します。
また、「指定可能な~空中戦電力」のチェックボックスを入れておきます。(先ほど入力した無線従事者免許で許可される範囲の周波数や空中線電力で、アマチュア無線機を使えます。)
工事設計情報では、初めてアマチュア無線機の申請をするならば、ここでは「1」を入れればよいです。
ここで、技適番号を入れます。技適番号等チェックができるので、必ずチェックしておきましょう。

↑ポップアップが出てきて、番号が存在するかすぐわかります。
あとは空中線電力を入力し、申請手数料(電波利用料とは別です)を計算して次に進めば開局申請は完了です。
なお、以下のサイトで技適番号を入力すると、メーカーと型式まで照会できます。ぜひ使ってみてください。

↑申請後は電波利用電子申請の最初の画面に申請状況が表示されるようになります。
②申請手数料の電子納付
数日でメールが届きます。案内に従って申請手数料を電子納付します。

↑申請の状態が「手数料納付待」になっていることを確認します。「納付情報」をタップすると、電子納付に必要な情報が記載されたページが表示されます。

↑納付情報を確認して、Pay-easyで電子納付します。
③アマチュア無線局免許状の電子交付
さらに数日で審査完了及び申請完了の連絡がメールで届きます。

↑電波利用電子申請のトップ画面に電子免許状の表示が出ます。

↑写しも出力できます。これでアマチュア無線機を使用することができます。
④電波利用料の電子納付
更に数日~1週間以上経つと、電波利用料の「納入告知書・納付書」が同封された封筒が郵送されます。


「納入告知書・納付書」にも、申請手数料の電子納付と同様の納付情報があるので、Pay-easyで電子納付します。(コンビニや銀行、郵便局でも窓口納付できる。何らかの理由で払込証明書等が必要ならば窓口納付も検討する。)

自分はPay-easyですぐに電子納付しました。
これでアマチュア無線局の開局申請の手続きがすべて終わりました。次は5年後の再免許の申請、あるいは、アマチュア無線従事者免許の上位免許を取った際の変更申請をするまで、アマチュア無線局については特に申請することはありません。
(4アマの利用範囲のアマチュア無線局免許を取った直後に3アマを取りましたが、この無線機は4アマの利用範囲で十分使えるので、ここでは3アマへの切替申請はせずにそのままにしておきます。)
まとめ(時系列)
アマチュア無線局の電波利用電子申請(初めて申請)の流れをまとめます。
| 日付 | 内容 ☆:電波利用電子申請アカウント取得 ★:電波利用電子申請 | 状態 | 経過日数(平日計算) |
| 2025年11月6日(木) | ☆電波利用電子申請アカウント作成申請(午後) | 無線従事者免許(アマ4)受領(昼間) | 0日 |
| 2025年11月7日(金) | ☆アマチュア無線局開局申請(午後) | ☆電波利用電子申請アカウント発行完了(午前) ☆「到達」状態 | +1日 |
| 2025年11月10日(月) | ☆「受付処理中」状態 | +2日 | |
| 2025年11月11日(火) | ☆「審査中」状態 | +3日 | |
| 2025年11月14日(金) | ☆申請手数料を電子納付(2,750円) | ☆「電子納付待ち」状態 ↓ ☆「審査中」状態 | +6日 |
| 2025年11月18日(火) | ☆アマチュア無線局免許状の電子交付 | ☆「審査終了」状態 | +8日 |
| 2025年11月28日(金) | ☆電波利用料を電子納付(5年分を前納:1,500円) | ☆納付通告書が郵送で自宅到着→即、納付 | +15日 |
土日祝を含めると、約2週間程度でアマチュア無線局の免許交付を受けられました。
(電波利用料の納付までを含めると約3週間程度で全手続きが完了。)
総合通信局によってはほんの数日で免許を交付してくれるところもあるみたいです。(東日本の中でも関東総合通信局の対応はかなり速い印象です。)
ちなみに、電子申請の場合でも(従免はe-Gov、局免は電波利用電子申請のように申請媒体は別ですが、)電子申請で同時申請は可能です。本当に急ぎの場合は同時申請をしましょう。
さいごに(商品紹介)
最後になりましたが、私が今回購入した無線機とオプション品を紹介します。ぜひ参考になればと思います。
↑八重洲のVX-6です。防水かつ多機能とのことで購入しました。
↑液晶画面を保護するシートです。貼っておいた方が良いと思います。
↑使ってみましたが、それなりに感度が低下します。
普段はVX-6に標準装備されているアンテナを使った方が良いと思いますが、念の為にバックアップ用としてこのアンテナも持っておくと良いと思います。(コンパクトなので予備で携帯しやすい。万が一の時に交換できます。)
↑メーカー純正イヤホンマイクです。音が漏れると獲物に気付かれてしまうのでこれは必須オプション品です。巻狩の待ちに入った際は、これを耳に装着して、その上から電子イヤーマフを装着します。
↑クレー射撃と兼用している電子イヤーマフです。巻狩りの待ちにおいて、しっかり獲物の音や猟犬の鳴き声や鈴の音が聞こえます。この感度ならば単独猟でも問題ないでしょう。単四電池が2本必要です。
↑VX-6で使える予備用のバッテリーです。単三電池2個が必要です。
↑これで電子イヤーマフや無線機の予備バッテリーで使う充電池を充電できます。
↑充電式単三電池です。4個よりも8個の方が単価が安いです。
↑充電式単四電池です。
↑イヤホンカバーの予備を買っておいた方がいいです。これがないとイヤホンがすぐに落ちてしまいます。
ちなみに…、
電子工作ができる方は、イヤホンマイクのイヤホン部分をジャック端子に改造して電子イヤーマフに差し込むと、電子イヤーマフで無線機で受信した音声をそのまま聞くことができます。これが出来るとかなり利便性が向上します。
(純正イヤホンマイクは高いので、どこかのタイミングでサードパーティ製イヤホンマイクを購入して改造して見ようと思います。)
次回予告
今後は不定期でいろいろやっていきます。
- 猟友会入会と狩猟者登録へ
- 上下二連式散弾銃でスラッグ射撃


